無花果田楽食べるんだって

6月21日の今日は夏至。昼間が一年で一番長い日ですね。

ですが、名古屋は梅雨らしい雨です。

Tシャツ一枚だと蔵の中は結構肌寒い!!

毎年夏至の日は雨なのかな?ときになって、yahoo天気で過去のデータを調べてみたら。。。

(2007年と2011年は6月22日)

 

 

ここ10年間(2004年~2013年)名古屋で雨が降ったのは今年と2004年/2007年/2012年の4回。

結構降っているんですね。

と思いきや、6月1か月間で雨が降っていた日数を拾ってみると、多い年で4日、少ない年は0日もありました。

今年は今日で4日目と結構ハイペースなんですよ。

名古屋だけで考えると意外と6月に雨降っている日が少ないのかなって。

6月って、雨ザーザー降ってきてのカエルがいてのというイメージがあったんですけどね。

ちなみに、6月6日に雨ザーザー降っていた日は10年間ありませんでした!!かわいいコックさん涙目です。

 

前置きが長くなりましたが、無花果(いちじく)の件。

尾張地方では夏至に無花果田楽を食べる風習があるらしいです。

初耳です。

尾張というよりも三河地方は全国でも有数の無花果生産地のようで、さらに赤みそもありますから、

そこから来たのかなと勝手に推察。

ちなみにイチジクは不老長寿の果物といわれていているそうです!!

昔はうちの蔵にも無花果の樹が植わっていまして、夏ごろになると食べた記憶があります。

 

というわけで、無花果田楽の造り方(詳しくはWebで検索!!)

●酒やみりん砂糖で下ごしらえをした味噌を、電子レンジかオーブンなどで焼いた無花果に載せる。

 

ここで、酒蔵としては無花果田楽に合う、お勧めのお酒をといきたいところですが。。。

ごめんなさい!!試したことがないので、想像でお話をします。

 

無花果田楽は。。。

まず味噌があるのでしっかりとした濃い味わいだと思います。

そこに焼いた無花果ですから濃縮された甘味とほのかな苦みがありそうですよね。

これが掛け合わされると、濃い味噌の味わいの後に甘味と苦みが口の中に広がるのではないかと思います。

となると、試したいのはしっかりとした旨みのある純米酒か本醸造酒のぬる燗ですね。

あとは古酒もありかもしれません。

無花果田楽の味に乗ることのできるお酒がいい気がします。

もし試された方がいたら、ご感想をお願いします!!

※お試しの際は「鷹の夢本醸造」、純米酒「古戦場桶狭間」、「22年古酒」で(笑)

 

本日のブログは「ちなみに」やら「だそうです」「思います」だらけになってしまった。。。

 

山盛 岳志